NHKから取材依頼

 

 

こんばんは。

 

先週、NHKの報道局から取材の申し入れがありました。
記者の方から直接お電話をいただき、晩のニュース番組で取り上げたいということでした。

 

私は願ってもないことが起こったと、しばらく信じられない気持ちでいましたが、いや、これは現実の大きなチャンスなのだと、半ば興奮を抑えられず前向きに話を進めました。

 

ところが、その取材には条件がありました。それは、経済力のない母子家庭や貧困世帯のインタビューを放送の中に入れたいという意向を伝えられ、さらに時間にして2分弱というものでした。記者の方からは、そのあたりのプライバシー等の配慮はしますのでこちらに任せてもらえないかと言われましたが、なかなか逆転塾の理念とイメージの擦り合わせが難しく、一晩中悩んだ末、とても残念なことですが今回は諦めることにしました。

 

この放送が全国に流れれば、逆転塾の知名度は間違いなくアップして、当塾に通いたいと思う子供も増えたことでしょう。しかし、現在の無料塾のイメージが貧困、貧困と貧困対策一色になっています。このことに焦点を当てた報道には少々違和感を覚えます。確かに貧困世帯に占める学力不振の子供の割合が大きくなっているのは最近のニュースでも事実です。しかし、ここには重大な盲点があります。それは、学力が不振な子供は何も貧困世帯に限らないということです。中間層世帯や裕福世帯にもそのような子供はたくさんいます。そして、問題をいろいろと掘り下げて考えていくと次のような結論に辿り着きました。

 

逆転塾は、立ち上げ当初より、経済的な理由で塾に通えない子供を優先的な対象にしながらも、子供たちの問題はそれだけではない！という強い信念がありました。つまり、経済的に余裕があろうとなかろうと、塾に通っていようとなかろうと、できない子はどうしてもできない何らかの理由や現実があるということです。

 

また、やる気がない（勉強をどこか諦めている）ように思われる子にもチャンス、キッカケを与えるべきで、指導する側が向上的に工夫を凝らして、誰かがどこかで何らかの柔軟で斬新な指導方法、支援を生み出していくことが必要だと考えております。もしそうでなければ、子供たち全体の学力のより積極的な向上は望めないような気がします。

 

逆転塾の理念の枠組みは、「経済的支援✕最先端の教育支援」であります。つまり、教育の機会の平等は勿論のこと、実質的な意味での教育の平等を目指しているというところに存在します。そして、この実質的な意味での教育のキーワードは、「早期学習」と「基礎学習」です。今後の無料塾の新しい試み、チャレンジがここにあります。

 

逆転塾は、子供たちが抱えている本当の問題や課題に真に迫って行きます。そもそも貧困の原因は子供たちには関係ありません。なので、教育の機会の平等はもちろんですが、それに加えて学力が振るわない、ゆえにやる気を失いかけている子供にも支援していくという大きな視点、捉え方が今後の大事な教育のあり方においてポイントになっていくと確信しております。

 

 

どこまでも無料塾！『三日坊主』と闘う子どもたち

　　　　　　　　　〜「強制」ではなく「矯正」していく教育への挑戦

どこまでも進化塾！最先端の教育でグングン変わる学習法

　　　　　　　　　～RUN　TO　THE　GOAL～ドロクサイ道のりの先にある光をもとめて・・・

『 ＳＴＯＰ！ムズカシイ、デキナイ』　神奈川県川崎市より全国に発信中！