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こんにちは。
今年に入ってから算数・数学の学習スタイルを少しずつ形にしてきました。
私たちはこれまで「勉強が嫌い」または「問題がわかんない、デキナイ」とすぐに言ってしまう多くの子供たちを見てきました。そして、その中で気づいたことは、こちらが考える一定の指導方法ではそのような子供の意識をチェンジさせることは極めて難しいということです。
学習不振の子供たちには、例えばこちらで用意した問題プリントを与えて問題を解いてもらったり、学校のテキストや問題集を持ってこさせて分からない問題を説明してあげる、こういった指導がおよそ通用しません。(分からないと始めから決め込んでいる意識の壁が、分かろうとする意識の進行を食い止めてしまいます。)宿題を与えることも論外です。(分からないという意識の壁を増幅させてしまい逆効果を生じます。)
こうなると、ほぼ手詰まりな状態になります。
このブログをご覧の皆さんにもぜひ考えて頂きたいのですが、
自分が子供に勉強を教えている場面で、自分が考えられる教え方や生徒への声がけを含めてひととおりやってみたとして、伝えられるはずのレベルの内容なのに、なぜか子供の反応がイマイチで、問題も解けない、または理解できないような難しい顔をしている、挙句に退屈そうな様子をしてしまったらどう思われますか?
おそらく、
「自分が教えてるのに、どうしてこんな問題もわかんないんだろう?」
「こんなに分かりやすい説明でも無理なのかなあ~、この子には能力がないんだな(バカだなあ)」
「そもそもやる気がないんだよな」
ですよね。
でも、本当にそうなのでしょうか?
その子からしてみれば、その内容自体、いきなり10段の跳び箱を飛んでみてと言われているような気持ちになっているのかもしれません。5段がやっとの子に対して、どうして10段が飛べないのかと聞いたところで、だれも答えたくありませんよね。
一方、義務教育の中では、各学年の進級テストや各学年の全生徒を対象にした一定のレベルを確保するための学習達成プランのような明確な試みがないため、どんなに悪い成績でも学年は上がっていってしまい、遅れを挽回できないまま、どうこうしようもなく学習意欲だけが低下していってしまうのです。
「5年生なんだら九九は当然できるよね。」
「なんで中学2年にもなってアルファベットが書けないの?」
もう皆さんもお分かりになっていただけたと思います。
子供たちの心の中は、「いまさらこんな勉強やりたくないし、どうせちゃんと教えてくれる人もいない。」なのです。しかし、矛盾しているようですが、子供たちは自分が分からないところから、本当はちゃんと勉強したいと、気持ちのどこかでそう願っているのです。
指導する立場にある人は、極めて学習不振の子供たちにとって本当に必要とされる指導方法を突き詰めて考え、それに気づいてあげなければなりません。
写真は、水曜日の数学の時間の様子です。逆転塾では、学習不振の子供たちのために、あえて「限りなく教えない指導」を目指しています。
説明はあまり効果的ではありません。説明を始めると「また始まったか。」と、思考が停止してしまいます。逆に、説明がいらない且つ自分でも進めていけるシンプルなシステムを用意してあげます。そうすることで極めて学習不振の生徒でも、自分の意志で取り組み、自分で考え、そして最終的には、自分の力で自分の学習スタイルに到達できたと思えるようになります。
そのためには子供たちにとって、より工夫された、より効果的で、より魅力的な学習プロセスを用意、準備してあげることが必要です。そのプロセスをしっかりと敷いてあげるだけで、子供達の目は驚くほど輝くようになるのです!!
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